試験テクを実際に活用する際の効果を上げる為に真意を理解しよう。 日常生活も人それぞれなので試験テクの応用方法も多種多様になる。 つまり真意の理解により色々な応用方法を柔軟に実施できるのです!
私達の日ごろの活動は、実は細かい判断や決定の連続です。 常に何らかの分岐点である道を選びながら生活していますので、 その選択の一つ一つが成功に導くカギになります。 そこで選択に関する思考パタンのちょっとしたコツを身につければ、 個々の試験や受検に限らず、人生にまで大きな成功をもたらせるのです。
そこで、ここ『 あーあむエグザム 』( AreAm Exam )では、 各種試験や受検ノウハウの研究を経て、 ちょっとした判断論ともいうべきその本質を易しくまとめて説明し、 試験や受験での活用法、さらには日常生活や人生への応用まで、わかりやすくお届けしています。
さあ早速コツを身につけ、有利な選択を積み重ねて、素晴らしい人生にしていきましょう!
あなたは試験や受検を間近にひかえているか、全く縁が無い状況だろうか。 ここでは試験や受検にかぎらず、人生や日常生活に一般に役立たせるために、 試験や受検を単純でわかりやすいモデル、手本として用いている。 そのため、試験や受検の予定が無くても、広く有益な内容になる。
すべての物事は長い歴史の中でいろんな選択の連続により多様に変化をしてきた。 人間も重要な局面で判断に迷う場合もあるが、それでも何らかの基準で選択を繰り返す。 その判断基準をノウハウとして経験として築き伝えてきた。 しかし、歴史や環境などの変化で、そのノウハウも非常に複雑で理解しがたい場合があり、 理解したとしても、現状にどのように活用して良いのか想像すらできないかもしれない。 それに比べ、試験や受検のノウハウは整理しやすいために、説明や理解に都合が良い。 もちろん、試験や受検に直接活用するには最良である。 そこで試験や受検で一般に言われてきた単純なコツを、出発点がてら説明する。
消去法:選択肢A〜Dのうち、AとCが論外であることが自明で、 しかもBとDが不明な場合に、 残りのBとDをしっかり検討すればよい。 さらなる検討で、Bが不明だけれどもDが論外であるとわかれば、 最終的にBが正解と分からずとも、残るBを選択しようという例である。 したがって、正解がわからない場合でも使える方法である。 選択肢が限定されているので、最良を選ぶ代わりに最悪から落としていけば良い。 これが、選択肢が多かったり、依存関係などがあったり等で複雑になると、 せっかく活用できるのに手順が見えにくい場合があるので、 その際は問題を簡素化してみると良いだろう。
配点:問題1と問題2が独立しており、 問題2のほうが、得点が高い割には労力が小さく済み確実性が高い場合は、 もちろん問題2に対する労力をより大きく確保するほうが効率が良い。
奇問:文字通りだが、鬼門かもしれない。 問題自身の中に解答がそのまま含まれていたり、 問題自身に注意しないと誤った解釈を誘ったり、 そもそも珍しい形式であったりする。 その場合、一般的なテクが全く通用しないばかりか、 いくら真の実力があっても正解が見つからない場合がある。
同じ選択:ずっと問題が同じ選択だった場合、 確率を考えると不思議であり、どこかミスがある可能性が高くなる。 自然発生した問題では解もまちまちなはずだろうし、 人為的に作られた問題ならばなおさら前回との重複は避ける傾向にあるだろう。
以上の事は、単純で当たり前なのであるが、問題の難度や規模が大きくなると、 そのあたりの観点でとらえる事が難しくなるので、気をつけたい。 いずれにせよ、このような初心者的な話題から入って再認識すると良いだろう。 以下、軽快に表現してみた。
道が3つに分かれています。 右も真っすぐも先に行き止まりが見えますが、左は先が見えません。 すると普通はもちろん左に進んでみるのが良いでしょう。 試験、受検でも同じことで、消去法などと言われる一般的なテクです。 そのように試験や受験から日常の判断にまで同様に役立つヒントが、 世の中にはいくつかあり、 私達はそれをある程度体得し無意識に実践している様です。
しかし、複雑な試験や受検だと日常の一般の判断力を応用する事が困難だったり、 逆に試験や受検での一般のテクを日常の判断では発揮できなかったりします。 それは、そのようなヒントを明確に意識、整理できていないからかもしれません。 すなわち、試験や受検での代表的なパタンを整理し理解することで、 試験や受検でそのコツをもっと活用できたり、 日常の判断を要する場面にも上手に応用したりし易くなることでしょう。
先ほどの消去法以外に簡単に思いつく基本的なコツとして、 例えば、効率を重視して配点の高い問題をより尊重したり、 問題自信にだまされてひっかからないようにする、 さらには同じ選択肢ばかりだとおかしいと疑う、 などのあることでしょう。
そのように、代表的な試験、受験の解答、判断のテクをパタン化して、 知識を整理、再確認していくことが出発点です。 まずはそこに歩み出し、将来に向けた能力を整えましょう。
さて、試験テクを再認識し始め、単純な場合も理解ところで実際どおだろう。 もっと他の場合もあるはずだ、あるいはこんな場合を思いついた、 などとなればしめたものである。 ここでは、さらに進んで、中級レベルで重要なものをいくつか紹介する。
共通部分:全選択の共通部分に正解を求める場合である。 例えば、AA、BBA、BA、BACBという選択肢の場合は、 Bで始まり、Aで終わり、AとBだけで構成されており、 2文字目はAというものが、それぞれ4つ中3つという多数を占めるので、 全ての特徴を共通として持つBAがベストアンサーとなる。 問題文とかは関係なく、最初に選択肢のみで見当をつけられるので、 問題文が複雑、難解、大きい等の場合に特に活躍する方法だろう。
見当の確率:3択、A、B、Cの場合に、まず検証なしにAを候補にします。 でたらめに見当をつけたA以外の、BとCだけ検証し、Bが論外となりました。 はたしてあなたはAのままか、Cに見当を移すか、いずれでしょう。 初めに選んだAのままが良い気もしますが、 実はCを候補としたほうが正解の確率が高くなるので望ましいのです。 あえて選択を変えて不正解になれば、残念の度合いも増すかもしれませんが、 確率の世界だけで考えれば、それはそれでしょうが無いのです。 余計な事をしたばかりに失敗した際の方が、 何もせずに失敗するよりも落胆度合いが高いと思う人は特にそうです。
依存関係:問題1を解いて、問題2にその解答内容を使用する、 といった場合は、問題1が間違えたら、問題2も間違える可能性が高くなる。 その際は、問題1に対する労力をより大きく確保する必要があろう。
分割統合:選択肢が多い場合は特徴をとらえてグループ分けをして個別に対応し、 個々のグループの正解候補を集めて最後に最終正解を選ぶ方法である。 例えば4択を2つの2択に分けてそれぞれから1つずつ選び、 その後選出した二者から択一するなどである。 分割や統合の手間はかかるのでもともと小さい問題には向かないが、 ある程度以上の規模や難度の問題に対しては特に有効になる方法である。
以上、ちょっと複雑になったものの、シンプルな例や概念で理解し、 ほとんど無意識のうちに瞬時に実践できるようになれば、 そのコツに要する手間といった事を考慮する必要はなくなるので、 やや高度な試験や受験では特に役に立つだろう。 以下、軽快に表現してみた。
ある程度すぐ思い浮かぶ試験、受検の単純なコツから出発して、 さらに複雑で高度に考えてみましょう。 そこでは、集合や確率をはじめとする各種の数学が役に立つかもしれません。
例えば各選択肢のうち共通部分が多くなるように選択したり、 選択肢の一部分のいくつかを検証するだけで見当の優先順位をつけたり、 問題間の依存関係で一番元となっているものを重視したり、
問題をいくつか独立したより小さい問題に分割し取り組んだあとに統合するなど。そのように、ちょっと複雑にはなってきますが、 できるだけシンプルな概念として身につけて ほとんど無意識のうちに瞬時に実践できるようになれば、 試験や受験での強力な武器になることでしょう。
さらに深く広くテクを極めたとしても、 自然に振る舞えるようしっかり身につけられねば、 試験や人生などでは活用しにくくなる。 試験ではコツやテク以前にもともと難しい問題に対応するし、 日常生活や人生でも普通は目の前のことで手いっぱいだろう。 従って、極めるなら一気に極めてしっかり身につけておきたい。 すると今後全ての事が加速度的に向上するのは間違いない。
直感:高度にテクやコツ、選択力、判断力がついてくると、 あまりに自然なため、自分自身その合理的説明や理由が すぐにはわからないかもしれないし、 それを求めるあまり余計な手間を要するかもしれない。 自分自身の直観力を客観的に把握して自信があるならば、 なぜそれを正解としたのだろうかという検証に手間をかけずに済む。 人間は知的で高度な思考の持ち主なのだ。
出題ミス:ある程度スキルが向上し、問題が易しく見えてくると、 正解がない、あるいは複数ある等、矛盾を発見できる場合がある。 問題は自然発生であれ人為的であれ、全て完全なものではない。 特に全てに満点、完璧を目指している際そのような状況に遭遇すると、 とても手間をとられたり動揺するかもしれないので注意したい。 これは、試験ではまれではあるが可能性ゼロではないし、 さらに日常生活や人生においては、意外に多く遭遇する。
確実性:どちらもA、Bの選択肢のある関連する2択が2問あり、 各1点で2問ともAとBのどちらかが正解である場合、 A、AまたはB、Bと選べば、両方とも正解2点もしくは不正解0点である。 いちかばちか一攫千金のカケにでるかどうかは全体状況によりけりだが、 それぞれA、Bとあえて矛盾した選択により、 確率での平均点である1点を確実に得る事が大切な場合もある。
環境:それ以外にいろんな周辺の状況を考慮せねばならない。 それが成果に影響する度合いに応じて対応したい。 環境選びや環境構築も、ある意味の選択力、判断力の場である。
これまでみれば、他にもいろいろなコツがみえてくるだろう。 重要なのは、そのコツにこだわり追求するのではなく、 そのコツを自然と身につけることで、 さらなる先の次元での活躍を容易にすることである。 メリットがメリットを呼び、さらなる明るい将来が見えてくる。 以下、軽快に表現してみた。
各種テクを極めていくと、全体の戦略や精神論などにもたどり着きます。 最初に何気に選らんだ直感を重視する、言いかえれば、 自分自身の直観力を客観的に把握し、それなりの程度で信頼、尊重すること。 さらに、出題ミスに振り回されたり悩んだり動揺してもいけませんし、 いくつかの関連した問題に対し、あえて矛盾した選択によって、 いちかばちかのオールオアナッシングではなく、 確実に一定の得点を得るのが有効な場合もあるでしょう。
受検や試験の会場の座席位置や、到着時刻、下見、雰囲気の慣れなど、 その周辺環境も大切です。 瞬時に頭を高回転に切り替えたり、直前の短期記憶力を活用すること。 もちろん、名前や番号といった問題以外の部分や、 回答欄が1問ずつズレていた、選択問題を全部解いたなどは論外です。 問題用紙を透視(文字が逆になる場合あり)したり、 フライング気味なスタートをする人も居るかもしれませんが、 いずれにせよ自分自身動揺しないことが重要で、 それ以前に体調も大切です。
そのように極めようと思えば、いろいろと多岐に渡る配慮が必要です。 それならば真面目にスキルを高めた方が手っ取り早いと思っているそこのあなた。 このようなテク、コツ、は、各種試験、受検に一通り役に立つのです。 しかも慣れれば日常生活のちょっとした動作きっかけから重要な判断にまで、 広く末長く役に立つので、一度は知ってみて真価を自ら確認していただきたい。 是非活用して、今後の人生をさらに有利に歩んで欲しいと、切に願っています。
例えば途中で触れた、見当の確率の例については、 中身は客からは見えないが主催者からは見える3つの箱のうち1つにアタリがある場合、 客に最初に1つ選ばせた後、残る2つのうちハズレの側の箱を主催者が空けて、 残念賞をお客に見せたとします。 客が選んだ箱と残りの1つの箱のどちらかが同じ残念賞で他方がアタリです。 なんと客はこの時点で箱の選択を変える事ができます。 さて、あなたが客だとしたら、最初に適当に選んだ箱のままにしますか、 それとも他方の方に変えますか。 実は変えた方が良いのです。 ABCのうち、あなたが適当に選んだ箱Aがアタリの確率は最初は33%、 残りBC2つのどちらかにアタリがある確率はもちろん67%、 すなわちAと同様にB33%、C33%なのですが、 残り2つのうち主催者がハズレ(例えばB)を除外した時点で、 Cがアタリの確率は67%、すなわちA33%、B0%、C67%のように、 確率が変化しているわけです。 したがって、AからCに選択変更したほうが良いのです。 そもそも、最初にAを選んだのは何の合理的な根拠が無かったし、 重要なヒントは、BとCのうちBがハズレだったという追加情報なのですから。
分割と統合に関しても、例えば、多数の対象を順番に並びかえる場合、 さらには多数の敵に少数で効率良く勝つ戦略といった話題もあります。 また、掛け金が倍になるゲームの場合、勝ちと負けが同じ確率で、 何度ゲームを連続して良く、しかもいつやめるかも自由で、 手持ちの資産も無限の場合は、もし負けても前回の倍を次回に賭ければ、 最終的には負けずに買った時点でやめれば絶対にプラスで終えられます。 複数の勝ちで確実にプラスになる方法を使ってカジノを倒産させた事例もあります。 単純な法則、コツというものに従うことが、いかに強力であるかという点、 さらには実力よりもコツが勝る場合があるという点を顕著に表しています。
日常生活への応用としては極端な例になりましたが、 一見不思議なように思えますが、結局は数学などで捉える事ができます。 理論の錯覚とも言うべき現象かもしれません。 このような事例が試験や日常世界にごろごろ存在していることを、 あなたが普段の生活や選択、判断力になれてしまい、不満も無いが為に、 ただ気づいていないだけなのかもしれません。 まだ遅くはありません、今すぐ探求すべきです。
試験や受検のコツ、さらにはそれを日常生活の行動のきっかけや、 選択、判断にも応用しようとする概念について、 ひととおり理解できたのではないかと思う。 さらに上位の概念として、数学を初めとして様々な領域がある。 それらもふくめて是非ともより進んだ、あるいは包括した、 もっと効果のある何かは存在するのだろうか。 もし既に存在するならば、ぜひとも発見したいし、発見してほしい。 まだないのならば、ぜひとも開発構築したいし、してほしい。
試験受検のコツを活用し日常生活に革新をもたらせたらそれがゴールだろうか。 世の中には他にも多種多様な困難や障壁であふれているので、 まだまだとりかかるべき題材には事欠かないはずだ。 是非、そのように広い世界にこぎ出し、活躍してほしいと心から願う。